「テラスハウス」を見るとイライラしてしまう、己の器の小ささがイヤ。
ナウでトレンディーなヤングが、しゃれおつな物件で共同生活する様子をドキュメンタリー(タッチ)で追うこの番組。
正直に言えば、まともに見たことはなく、ちらっと見てすぐ離脱してしまうわけだが、そのちらっと見ただけでもムズムズしてしまい、つい舌打ちしてしまいそうになるほど。
ジャンルは「リアリティーバラエティー」であるらしく、決して「リアル」ではないとのことなので、「やらせ」うんぬんとか「カメラの配置がおかしい」とかの批判に対しての予防線なのだろう。
それでも、むんむんと漂う胡散臭さがなんともいえない気分にさせてくれる。
結局、イライラの原因はこちら側の「ひがみ」なんだろうと思う。
「リア充憎し」。その一点につきる。
どうせならスピンオフ企画で、ちょっと前まで塀の向こう側にいたようなヤンチャな人たちを集めて、「プリズンハウス」とかやってほしい。
毎朝リビングのテーブルに謎の白い粉が散らかっていて、その都度「これは小麦粉です」のテロップが表示されると、こちらのテンションも高まるに違いない。